温泉の中でバックからねじ込んだ欲望
杏奈に、湯船を囲む岩に手をつかせた。
お互い太ももまでは湯船の中だ。
秋山に向かってツンと突き出された杏奈の白い尻。早く入れてとせがむように、腰がもじもじ動いている。
濡れた陰毛から湯がしたたっていた。
めまいがするほどエロい光景。
優秀で、しなやかで、ハツラツとした部下のあられもない姿。
それを秋山にだけさらしている。
自尊心が満たされ、血流が絶え間なく下半身に流れ込む。
秋山は杏奈の尻を両手でガシッ、とわしづかみした。
「あっ……」
2度、3度と揉みしだいてから、カチカチに隆起した肉根を裂け目にあてがい、バックから一気にねじ込んだ。
「アァっ!」
悲鳴と共に杏奈が大きくはじけた。
ズシュ、ズブ。
かまわず突き立てていく。杏奈の細い背中がうねり、震える。
ピストンしながら乳房に両手を回し、強く揉んだ。
背骨のくぼみにそって舌を這わせた。
「あっ、ダメ、課長、はぁんっ!」
声を上げるたびに、杏奈は秋山の肉根を、きゅっ、きゅっ、と締めつけてくる。
だめだ。
体勢を変えてもやっぱり持ちそうにない。
それならば――。
ひたすら激しくつらぬくのみ!
秋山は闇雲に動かし続けた。深く、深く、できるだけ奥まで届くように。
「んあっ、すごいっ! あぁ!」
秋山の下半身が激しく杏奈の尻を叩く。パンパン、という音と水音が混ざり合う。
「ダメダメダメ! やばい、イクっ、課長っ!」
そんなことを女に言わせたのは何年ぶりだろうか。
どうせならイカせてやりたい。
秋山は強く思った。
パンパンパン――。
「ああ、あーー! キテるぅ!」
持ってくれ! 杏奈がイクまで!
心の中で叫んだ。
パンパンパンパンパンパンパン――。
無我夢中で腰を動かし続けていたら、杏奈の背中がひときわ大きく震えた。
「いやぁぁっ! イクぅぅぅぅぅ!」
雄叫び。
次いで小刻みな痙攣が肉根を包み込んだ。
それでもう、我慢の限界に達した。「がっ、俺も、イクぅっ!」
激しい快感の予兆が下腹部で生まれ、それがあっという間に大きくふくれ上がり、溜まりに溜まった欲望が爆発した。
ビュルビュルビュル――。
ものすごい勢いで尿道を熱いモノが流れ、杏奈の奥深くに飛び出していった。快感は隆起した時の硬度に比例する。すなわち、めまいがする程の快感だった。
杏奈は杏奈で、秋山の濃厚な白い液を全て絞り取るように、小刻みな痙攣を続ける。
「杏奈! ああっ、杏奈!」
「あんっ、課長ーっ!!」
出張で、温泉で、美人部下との予期せぬ交わり。
最後の一滴まで精液を出しきるのと同時に、しばらく忘れていた幸福な気怠さが秋山の体を包んだ。
ふたりはそのまま、湯の中に崩れ落ちた。
バシャ。
しばらく息を整えてから、秋山は聞いた。
「酔いは冷めたか?」
「う~ん、まだ少し残ってるかも」
「俺とのコレは、酔った勢いか?」
「そんな女に見えます?」
分からない。分からないから、もっと知りたいと思った。
秋山は杏奈の肩を抱いた。すると杏奈は秋山の腕に自らの腕をからませ、肩に頭をあずけてきた。
ふいに妻の顔が浮かび、チクリと胸を刺す。
それでも杏奈を手放したくはなかった。
「もっといい温泉を知ってるんだ。冬が深くなったら一緒に行こう」
「プライベートですか?」
「差し支えなければ」
「奥さんに悪いなぁ……」
秋山はそれには答えず、夜空を見上げた。さっきより星が輝いて見えた。(おわり)
※冒頭のイラストはpixaiのモデルMoonbeamを使って生成しました。



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