バイト先の女子大生と、イチャイチャ正常位!

お姉さん

あらすじ

バイトの飲み会で酔っ払ってしまった俺を、優しく労ってくれる女子大生の千春ちゃん。彼女は終電を逃し、なんと俺のボロアパートに泊まることに! そして……。やっべー、これって女子大生とセックスチャンス!? どうして女の子はこんなにいい匂いがするんだろう。お、おっぱい触っちゃおうかな??

※4700文字

千春ちゃんの寝返りと甘い吐息

 暗闇の中、千春ちゃんが隣で寝返りをうつ。

 長く柔らかい髪の毛先が僕の腕にサラリと触れた。

 これはシャンプーの匂いだろうか。それとも香水。女の子からはどうして、いつもいい香りが漂うのだろうか。

「んっ……」

 僕の耳元。カノジョから漏れ出る甘い声。薄い透明なベールのように、ねっとり耳に絡みついてくる。のどがヒリヒリして生唾を飲み込んだ。 

 まさか千春ちゃんが僕の部屋に来るなんて……。

 まさか僕の隣で眠ることになるなんて……。

おっぱいを盗み見してた

 今日はバイト先の図書館、館長の送別会だった。公務員だから異動はつきものらしい。駅前の居酒屋で男女10人ほどで送った。

 男女、とはいっても、職員のおじさんおばさんがほとんどで、バイトはイケメンの山崎君と僕、それと千春ちゃんの3人。

 宴の最中、山崎は館長そっちのけで千春ちゃんにガンガン話しかけていた。それはもう、ガンガンに。狙っているのが明らかだったし、千春ちゃんは千春ちゃんで柔和な笑顔を浮かべながら山崎の話に相槌を打ち、 時に彼の肩を叩いたりして楽しげだった。

 2人はこのまま付き合ってしまうのかな。結局男は顔なのかな。まあ、大学の偏差値も山崎の方が上なんだけど。卑屈なことを胸の中でつぶやきながら、千春ちゃんの艶やかなちょと茶色の髪や、控え目な胸のふくらみを盗み見したりして、酒をあおり続けた。

 おかげでしこたま酔っぱらってしまった。

「館長、行かないで! 館長の下でずっと仕事したいっす!」

 会がお開きになった後、店の前で僕は泣きすがった。館長は僕の涙を見て、困ったように、けれど嬉しそうに微笑んでくれた。

 宴は終わった。みんなと別れて一人になったらすぐに、猛烈な吐き気がこみ上げてきた。 ぎりぎり保っていた分別で、 公園の公衆トイレに入って汚さないようにコートを脱ぎ、派手にもどして涙目でヒーヒー言いながら外に出ると千春ちゃんが立っていた。

「大丈夫?」

 千春ちゃんは優しく僕の背中をさすってくれた。シャツ越しでもわかる。温かい手だった。

「う……ごめん……千春ちゃん、帰ったんじゃ、なかったの?」

「ずいぶん酔ってたみたいだから。ちょっと心配になっちゃって」

 季節はまだ寒暖差の激しい3月。彼女はコートの下で生足を震わせていた。さすが女子大生。寒さを避けることよりも、少しでもかわいい自分でいることが大事なのだろう。

「寒い…よね。温かい飲み物買ってうちに来る?」そう聞いてみた。

「近いの?」千春ちゃんが小首をかしげる。

「歩いて10分ぐらいかな」

「じゃあ、ちょっとだけ」

 酔った勢い、というより無様な姿を見られた破れかぶれで言ってみたら、あっさり受け入れられた。

 まじか!

 頭が一気に冴える。胸の鼓動が早くなる。憧れの千春ちゃんが僕のアパートに来るなんて!

 もっとみっちり掃除しておけばよかった……。

彼女と添い寝

 コンビニでウーロン茶とポテチを買って、千春ちゃんを6畳ひと間のボロアパートに招き入れたのが1時間ほど前のこと。

 僕が貸してあげたダボダボのTシャツとスエット姿に彼女はなった。

 そうして大学のこと、将来のこと、好きな漫画や小説のことなど、他愛もない話にけっこう花を咲かせた。そのうちカノジョは眠くなってきたらしく、

「ちょっと横になるね」

 僕のベッドにおもむろに潜り込んだ。シーツはしばらく洗っていない。変な匂いとかしないだろうか。

「お父さんと似た匂いがする」

 僕の不安をよそに、千春ちゃんは平気な顔でそんなことを言う。

「私ね、館長のこと好きだったんだよね。あ、好きって言っても全然あれ、恋愛感情とかじゃなくて。優しかったから。実家のお父さんみたいだった。だから、君が館長のために泣いたの、なにげに嬉しかった」

 ムニャムニャとしゃべる千春ちゃんの瞳は閉じられている。僕のあの涙は、ただ酔っ払っていただけである。ちょっと罪悪感。

「そういえば千春ちゃん、大学で上京してきたんだっけ」僕は話題を変えた。

「ん。ひとり暮らし……さびしい夜ですよ」

「彼氏は? いないの?」

「こっち来る前に付き合ってたひとが最後。さびしい女ですよ」

「千春ちゃんモテそうだけど」

「またまた」

「ホントだって」

「またまたー。いい人いないかな」

 誘われている。むしろ告られている。そんな気がした。僕はベッドのふちに腰を下ろした。

「僕も眠いかも」

 それとなく言ってみたら、

「自分のベッドなんだし、寝ればいいんじゃないかな」

 千春ちゃんは、自分の隣をポンポンと叩いたのだった。

 一気に血流が下半身に集まり、ムスコは完全体になった。不可抗力ではあるが、そのことを悟られないよう注意しながら、僕は千春ちゃんの隣に体を滑り込ませた。

 彼女の手が僕の背中に添えられた。激しい胸の高ぶりが伝わりそうで恥ずかしかった。

 密着。ふたりの距離感ゼロ。

 こんなふうにして僕は、千春ちゃんの添い寝をゲットした。

ブラジャーに覆われたふくらみ

 眠ってしまったのだろうか。

 僕がベッドに入るとすぐに、千春ちゃんは寝息を立て始めた。

 彼女に背中を向けていたが、すぐに仰向けになった。彼女との距離が一層縮まった。

「う~ん……」もぞもぞ動きながら、僕の腕に腕をからませてくる。

 おっぱいが二の腕にほんのり当たった。ブラジャーがかすった程度だ。ムスコは完全体のまま、更なる変身を求めるように表皮の内側でだくだく暴れている。ガチガチに輪をかけてガッチガチだ。少し痛い。

 それとなく二の腕を押しつけてみた。ふにゅ、とつぶれる感触。ブラジャーに覆われている「ふくらみ」の異様な柔らかさがわかる。

 たまらない。仰向けから体勢を変え、体を千春ちゃんの正面に向けた。彼女の顔と僕の顔。その距離30センチほど。千春ちゃんの長いまつ毛がヒクヒク動いている。リップでテカった唇は半開きだ。白く細い首筋に似つかわしくない太い血管が、とん、とん、と脈打っている。

 千春ちゃんは眠っていない。僕は確信した。

ついにセックスへ

 伸ばした手を彼女の腰のあたりに置いて、引き寄せようと軽く力を入れる。それに応えるように、千春ちゃんは僕に体ごと寄せたきた。

 千春ちゃんの鼻息が僕の顔にかかって、頭の芯が熱くなり、そして、完全にブレーキが効かなくなった。

 唇を重ねる。最初はちょん、と遠慮気味に。千春ちゃんは拒まない。上唇を甘噛みした。下唇も噛んだ。噛んだまま引っ張り、そして離した。リップのせいでスースーした。千春ちゃんはまだ、目を閉じたままだ。

 舌を唇の間に侵入させた。歯にあたった。舌先をとがらせて、歯をこじ開けると、舌はニュル、とさらに奥へと侵入した。

 舌と舌がからみ合う。千春ちゃんからも動かしてくる。くちゅ、くちゅ、といやらしい音が漏れた。

「んんっ……」

 千春ちゃんの甘い声。

 僕は舌をからませたまま、彼女のTシャツの中に右手を差し入れた。ブラジャーの上からおっぱいを柔らかく揉んだ。温かい。ブラジャーの隙間に人差し指を滑らせ、固くなりつつある突起を弾いた。

「あぁっ!」

 千春ちゃんの体がビクリと震える。すかさず背中に手を回し、ホックを外した。そのままTシャツをたくし上げ、彼女に覆い被さった。

 Dカップくらい。服の上から見るより大きかった。白くて形のいい乳房に両手の指を食い込ませる。さらに指先に力を入れる。どこまでも食い込んでいきそうに柔らかい。まだ目を開けない千春ちゃんに「いいよね?」と聞いたら、ようやく目を開けた。

「そういうこと、聞かないで欲しかったな」

 上気した頬。はにかんだ笑顔。かわいい。猛烈にかわいい。僕の完全体は、千春ちゃんをつらぬきたくて悲鳴を上げている。

「はあ、はあ……」

 荒くなる息もそのまま、彼女のスウェットを雑に脱がせた。白いショーツが現われる。上から手をあてがうと、

「ハァンっ、ん!」 

 なまめかしい声。すでにたっぷり濡れていた。粘り気のある液体が僕の中指にまとわりついてくる。そのままショーツを脱がし、直接中指で媚肉の入口を探り、そしてこすった。

「あっ、あんっ、ハァ、んあ!」

 激しくなる喘ぎ声とともに、女の子の汁がドクドク溢れてくる。指を穴に入れてしばらくかき回した後、僕も裸になった。千春ちゃんは薄目を開け、僕の乳首を指先で軽く転がした。

 ああ、もう無理だって。我慢できないって!

「いくよ?」

「うん……」

 肉棒を膣口にあてて、腰に力を入れた。ほんの少しの抵抗の後、ズブ、ズッ。僕のソレは温かくて柔らかい膣道にすっかり包まれてしまった。

「あんっ、あぁぁ!」

 弓なりに体をのけ反らせる千春ちゃん。端正な顔に苦悶の表情が浮かぶ。彼女の腰を両手でつかみ、さらに奥まで突き上げた。

「ひぃっ! あっ」

 千春ちゃんの手がシーツをぎゅっと握る。腋の下のくぼみが汗で湿っている。その様子を見ながら、僕はピストンを始めた。最初はゆっくり、そして徐々に加速させていく。

「あんっ、すごいっ、やっ!」

 何度も何度もつらぬいた。ヌチャ、ニチュ、ズシュ。そのたびに、いやらしい音が室内に響く。

 僕の動きに合わせて千春ちゃんのオッパイが揺れる。たわんたわん、と波打つ。その重みが肉棒に伝わってくる。

 切ない声を上げ続ける千春ちゃんの首筋に手をあてた。彼女はそんな僕の手を握り、指先を噛んだ。けっこう強く噛まれた。

 憧れの千春ちゃん。彼女の中に僕は深く埋まっている。嘘みたいに気持ち良くて、幸せで。

「千春ちゃん、ずっと好きだったんだ!」

 感情が高ぶってつい口走った。彼女が微笑んだような気がした。次の瞬間――。

 膣が僕の亀頭から根元までを締め上げた。下腹部に爆発的快感の前兆が迫り上がってきた。

「あっ、ああ、やばい、イクっ!」

「いいよ、いっぱいちょうだい!」

 千春ちゃんも高ぶっているのだろう。ちょっと下品なことを口走った。

 前兆がどんどんどんどん迫り上がってくる。そろそろラストスパートだ!

 激しく腰を動かす。勝手に激しくなっちゃう。数回奥まで突いたところでついに、

「うっ、ああ!」

 下腹部が、爆発した。

 ものすごい勢いで精液が流れ出る。

「千春ちゃん! 千春ちゃん! 千春ちゃん!」どく、どく、どく。

「あん! もっとぉ!」

 僕の精子を絞り出そうと膣がうごめき、締め上げてくる。ほとばしる精液の勢いは、なかなか止まらなかったが、やがて波がすーっと引いて僕は完全に果てた。彼女の胸に顔をうずめた。

愛おしさが止まらない

 そのまま抜かないで。

 そう言われたので、僕は千春ちゃんとしばらく繋がったまま横たわっていた。中に出しちゃったけど大丈夫かな。ドキドキしたけど、同時に後から後から込み上げてくる愛おしさ。僕たちは何度もキスを交わした。

「ひょんなきっかけだったね。こうなるなんて、全然予想してなかったよ」

 唇を離したあと、千春ちゃんが僕の耳元でささやいた。

「さびしい時は、いつでも僕を呼んで」

「私たち付き合うの?」

「とっくにそのつもりだけど」

 なにが幸いするか分からないな、としみじみしていたら、ふいに眠気が降ってきた。

「ごめん、限界」

 力なくつぶやくと、千春ちゃんは僕の胸に頭を乗せた。柔らかい髪がさらりと広がる。彼女の髪をなでる多幸感の中、僕はドロッとした深い眠りに落ちていった。(おわり)

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