なし崩しでイケるところまで!
上目遣いで彼女の表情をうかがったが、何事もなかったかのようにすましている。すましたまま、もうすっかり流れきったはずのシャンプーを流し続けている。
ちょっと不思議な感じだったが、それでも彼女は拒否してはこない。それなら「いいの?」とか「俺のことどう思ってるの?」とか、無駄な言葉はいらない。このままなし崩しでイケるところまでイケばいい。
俺はシャンプーを続ける春香ちゃんの豊かなおっぱいを揉んだ。両手で鷲づかみだ。天にも昇る心地。柔らかさが手の平いっぱいに広がった。
ぎゅっ、ぎゅっ、と軽く揉んでその感触を堪能した後、力を入れた。
「アンっ…!」
反動で俺の頭皮をシャカシャカしている春香ちゃんの指に力が入った。かまわず巨乳を絞り上げるようにしたら、乳首がぷくっ、と飛び出した。
指の間から肉がこぼれる感触に胸を躍らせながら、たっぷり唾液を含ませた舌で乳首を舐め回す。白のノースリーブのそこだけ唾液で色が変わった頃、今度は腋のくぼみに舌を這わせた。
桃の匂い。そして例のメスの匂い。汗の味。肉の味。そんなものが腋のくぼみには凝縮した状態で存在していた。舌先には少し、剃った脇毛のザラザラした感触も伝わった。
おっぱいを絞り上げながら腋を舐め回していると春香ちゃんは、
「ンッ、あっ、アンッ…」
短い声で反応し、その度に体を小刻みに震わせる。
この状況は何だ、いったい何なんだ、と俺はひたすら幸運を噛みしめるが、ここまできたら「最後まで」を目指すのは男として当然だろう。
まずは生乳だ。
ノースリーブをたくし上げると、たぷん、と揺れながら豊かなおっぱいが目の前ではじけた。散々布の上から舐め回した乳首はピン、と隆起していた。舐めて舐めてと催促するように。
なら、迷う必要はない。俺は生乳にしゃぶりついた。乳首を吸い上げ、固く尖らせた舌先でそれをはじく。
「アッ、んんっ! やんっ!!」
春香ちゃんの反応が次第に大きくなっていく。
俺はすかさず彼女の下半身に手を伸ばした。下はショートパンツだ。入店した時にチェック済みだ。素早くボタンを外し、ショートパンツの中に手を差し入れた。
もちろん迷いはない。ショーツの中に指を這わせる。すぐに密林地帯に到達した。縮れ毛の感触に胸が躍った。
「んん~……ふぅんっ…」
春香ちゃんの切ない声を聞きながらしばらくシャリシャリかき回したら、次はいよいよ女の最終駅だ。
俺はさらに指を伸ばした。すると、ソコからはすでにトロみがあふれ出ていた。あまりにトロトロで、彼女の女を形成するパーツのそれぞれがどこにあるのか、すぐに分からなかった。
しかしこれだけあふれさせるということは、完璧に俺を受け入れていることの証拠でもある。その事実が俺の興奮を頂きへと誘うのだった。
トロみの中、指を泳がせる。犬かきをしているような気分になった。だいたいこの辺りだろう、と見当を付けながら泳がせていると、指先がふいにコリ、という感触の突起に触れた。
「ハァンっ!!」
春香ちゃんが跳ね上がった。その拍子に彼女はシャワーを落としてしまった。
「ご、ごめん…なさい……」
落としたシャワーを拾おうとする彼女を俺は許さない。突起に刺激を与え続けた。
「あっ、やっ、ダメダメ、アァ…!」
制御を失ったシャワーから温湯が散乱して、俺と春香ちゃんを濡らす。温湯は複雑な曲線を描きながら彼女の体を伝う。それはやがて乳首の尖端にも達して、プルプルと震えた後、しずくとなって俺の顔に落ちた。
「いい?」と俺は聞いた。
彼女は黙ってうなずいた。
シャンプー台に手をつかせて、バックからねじこむ欲望
さすがに施術イスの上でセックスはできない。なので、俺はイスから降りて春香ちゃんの手を洗面台につかせた。
胸の上までたくし上げられた白のノースリーブだけが、彼女が身に付けているモノの全てである。
相変わらず俺たち2人に言葉はなかった。俺もだけど、春香ちゃんはけっこう無口な恥ずかしがり屋さんなのかもしれない。
俺に向かってプリン、と突き出された白くて丸いお尻だけが、早く入れて欲しいとうったえかけてくるようだ。
陰毛はトロみで濡れてテカっていた。あまりにエロい光景にめまいを覚えた。俺は春香ちゃんの尻を両手で乱暴に鷲づかみした。
「アンっ……」
尻を揉んで、回して、息づくアナルの黒ずみを目で楽しんでから、すでに破裂寸前の熱い生肉を春香ちゃんの裂け口にあてがい、バックの体勢でゆっくりねじ込んでいった。
「アァッ!」
ヒダをかき分ける感触が亀頭を包み込むのと同時に、彼女が悲鳴を上げる。
ズシュ、ズシュ、ズブズブズブ――。
すっかり生肉が埋まりきったところで、おっぱいに両手を回して強く揉んだ。揉みながら生肉でグリグリと彼女の中をかき回す。
「あっ、ダメ、山本さんっ、ハァンッ!」
おっぱいから手を離す。ずっと揉んでいたかったが、それでは強く動かせない。だからおっぱいの代わりに尻をつかんだ。そしてピストンを開始する。最初はゆっくり、次第に早く。
パンパンパンパンパンパンパン――。
肉と肉がぶつかり合う音に、シャンプー台がきしむ音が混ざる。
若い彼女の膣は温かくて、よく動いた。腰の動きを止めると俺の生肉にウネウネ絡み付いてくる。まるで軟体動物のようだ。
2人きりの美容室という舞台設定も俺を興奮させた。幸運はどこに落ちているか分からないものだ、と思いながら俺は腰を動かし続けた。
「アン、アァァッ! 私…私…ンアァッ!」
無口な春香ちゃんが何か言おうとしている。でも、ランダムに動く巨乳の揺れが膣を通して生肉に伝わってきて、耳を傾ける余裕がなかった。狂おしいほど感情が高ぶっていた。強く強く強く突いて、欲望の全てを彼女の中にぶちまけたかった。
パンパンパンパンパンパンパン!
「アンッ! やぁっ! すごい、壊れちゃうぅっ!!」
俺の生肉が最深部に達すると春香ちゃんは大きく体をのけぞらせ、叫んだ。
ここは美容室だ。女体のはしたない曲線が沢山ある鏡に映し出される。白のノースリーブに汗が染みて変色していた。
それを見て、一気に俺の下腹部は爆発の予感を孕む。
「イク、イクよ春香ちゃんっ! んがぁっ!」
さすがに黙って達するのは気が引けたので叫んだ。いや、自然に叫んでいた。
その瞬間――。
爆発。著しい快感と共に熱い男汁が尿道をもの凄い勢いで伝い始めた。快感の大きさを決定付けるのは量と勢いだ。今まで経験したことのない男汁のトラフィックが、苦しいほどの快感を俺にもたらす。
びゃぐびゃぐびゃぐ、と春香ちゃんに流れ込む男汁はやがてその勢いを止めた。3回分くらい出し切った俺はヘロヘロになりながら彼女から生肉を抜いた。
「アッ…!」
抜くときに春香ちゃんは声を出した。彼女の体は小刻みに震えていた。どうやら同時に達したようだ。
春香ちゃんはその場に崩れ落ち、俺を振り返ると頭を見てクスリと笑った。鏡を見ると、生乾きの髪がもしゃもしゃに乱れていた。
無言のまま春香ちゃんの隣に座り、肩を抱き寄せた。彼女は無言のまま俺の胸に顔を埋めてきた。
鏡に写った俺たち2人の様子に俺はまた勃起してしまい、恥ずかしかったが、春香ちゃんは手の平で俺の生肉をそっと包んでから「好き」とつぶやいた。
やけに濃厚だった奇跡のような時間に感謝しつつ、俺はもしゃもしゃ頭のまま春香ちゃんに口づけをした。(おわり)
※冒頭のイラストはpixaiのモデルMoonbeamを使って生成しました。
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